ビタミンA(その14)
ビタミンAには動物性食品に含まれるレチノールと、緑黄色野菜に含まれるβカロチンとがありますが、脂溶性のレチノールは過剰に摂取すると気分が悪くなることがあります。目や皮膚に関する症状、具体的には光をまぶしく感じ暗いところで視点が合いづらい、目が乾く、髪がぱさつく、肌がかさつく、爪がもろくなってきた、などの症状があらわれたときは、ビタミンAが不足していると考えられます。「最近、目が疲れているな」「肌が荒れてきた」など医者にかかるほどでもないけれど改善したい症状がある場合、サプリメントを飲んで様子を見ようという人もいると思います。目の健康、皮膚の健康、またガンを予防するためにも、ビタミンAが不足しないよう心がけたいものです。
一日に必要な所要量は、うなぎの蒲焼(1/2串)や豚レバー(45g)、にんじん(1/5本)を摂取することで満たされます。また粘膜は病原菌を体に入れないよう阻止する役割も果たしているので、ビタミンAが不足して上皮組織が良好に保たれていないとガン発生のリスクも高まってしまいます。ビタミンA不足が消化器系まで至ってしまうと慢性の下痢や、気管に至ると風邪を引きやすくなります。
どちらかに偏ることなく、レチノールもβカロチンもバランスよく摂ることが大切です。また皮膚や内臓の上皮組織を生成し、粘膜を健康に保つ働きをするのもビタミンAです。そのため、ビタミンAが不足すると上皮組織の表面が固く潤いのない状態になってしまいます。
ビタミンAはサプリメントに頼らず食品からも摂りやすい栄養素です。目の網膜にあるロドプシンという物質の主成分がビタミンAで、光の明暗や色を識別する働きがあります。水溶性のβカロチンは過剰摂取の心配はありません。
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2009年11月27日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:ビタミンA
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